第57回 保険を切らせない為に

事故を起こしてしまい保険会社にレポートをしたら保険が失効していた、なんて事を想像すると怖いですよね。我々は実際にこういうケースを見てきました。アメリカでは多くの郵便物が紛失したり盗まれたりする事があります。他人の郵便物が届いたとう経験もありますよね?同様に自分の郵便物も他人の家に配達される可能性もあります。請求書が郵便で届かなかった為に支払いが出来ず、保険が切れるというケースがよくあります。保険会社に請求書が届かなかった事を伝えても、保険会社が郵送するのを忘れた時以外は取り合ってもらえないでしょう。
大事な保険を切らさない為に出来る対策を紹介しましょう。

1.銀行口座からの自動引き落としを利用する
多くの保険会社でこの支払い方法を利用出来ます。毎月(又は決まったサイクルで)保険会社が自動的に保険料を銀行口座から引き落とします。これだと支払いを忘れる恐れがなく安心です。ただし、銀行口座に充分な金額を保つ事忘れないようにして下さい。

2.クレジットカードからの自動引き落としにする。
クレジットカードからの引き落としも便利ですが、気をつけて頂きたい事があります。
クレジットカードには有効期限がありますので、有効期限を過ぎると保険会社は引き落としが出来ません。事前に通知が届くと思いますが、有効期限をむかえた時には新しい有効期限を知らせるようにして下さい。

3.住所変更時に必ず保険会社/代理店に新住所を知らせる。
住所変更をすると色々な所に通知を出しますが、保険会社に通知するのを忘れる人も多くいます。保険が解約になってしまう一番の理由が住所変更です。請求書が新住所に転送されずに支払いが出来ないというケースがありますので、必ず知らせるようにして下さい。

4.Emailアドレスを伝える。
保険会社にEmailアドレスを登録できるようなら是非お勧めします。支払いの通知やその他の大事な通知をEmailしてくれる保険会社も多くあります。郵送物が紛失してもEmailにも通知が来ていれば安心です。保険会社にこのオプションが無いようであれば、代理店にEmailを知らせておきましょう。住所変更の通知を忘れてしまっていてもEmailで請求書を受け取る事が出来れば解約を未然に防げます。

5.カレンダーに更新日を記録する。
一括払いしてる人にお勧めですが、保険の更新日の約一ヶ月前の日をPCや携帯電話のカレンダーに記録する。保険の更新日なんて覚えてられませんよね?Reminderをいれて自分で忘れないようにしましょう。万が一保険会社からの通知が届かない場合にも便利ですし、一ヶ月前なら保険の見直しにも充分な時間があります。