第52回 自動車保険:商用に使う場合

個人名義の車を商用に使われている人も多くいると思います。個人の車を商用に使う事は何の問題もありませんが、それに対する保険に加入しているかどうかは大きな問題です。個人用自動車保険は個人用に使用する事を目的としていますので、ビジネスに使う場合にはそれに対応できる保険に加入する必要があります。車をビジネス目的で使用した場合には、個人用自動車保険ではカバーされない恐れがあります。ビジネスに使う場合には必ず自分のポリシーで対応可能かお確かめ下さい。

ビジネス目的に使用した場合にカバーするには2つの方法があります。個人用保険で「Business Use」と登録する方法と、Commercial Auto Policy(商業用自動車保険)に加入する方法があります。

個人用保険でのBusiness Useとして使う場合は、基本的に車を個人目的で使用し、まれに商用で使う場合です。車をどのような目的で使うかによってこのBusiness Useとして認められるかどうかが決まります。保険会社によって規定が違いますで、使う目的を詳しくAgent又は保険会社に説明し、Business Useとして加入できるかどうか尋ねて下さい。この方法ですと、通常の保険料より10~25%割り増しとなります。

商業用自動車保険では、商用を目的とした保険ですので個人用保険よりもより充実した内容で加入出来ます。補償額は個人用保険よりも高く設定する事ができますので、自動車事故でビジネスが訴えられるような事になった場合にも対応出来ます。更に、Hired Auto(車をレンタルした場合の保険)や、Non-Owned Auto(従業員が自分の車を商用に使った場合の保険)も追加する事が出来ます。

では、どういった場合に個人用保険のBusiness Useで加入して、どういった場合に商業用にすれば良いのでしょう? 個人経営のビジネスで自家用車を個人とビジネスの両方で使う場合、営業担当で自家用車を会社で使う場合などは個人用保険のBusiness Useでも可能です。繰り返しますが、使用目的によって個人用では加入出来ない場合がありますので必ずお確かめ下さい。

大きな物や人を運搬する場合、車が会社名義の場合、自分以外の別の従業員が運転する場合、連邦、州、市などのFilingが必要な場合、大型車、高い補償が必要な場合などは確実に商業用保険にするべきです。より高い補償が必要な場合はアンブレラ保険を追加する事も可能です。
 
自家用車をビジネスに使っている人は保険に問題が無いかお確かめ下さい。